クレジットカードについて
クレジットカードによる収入は4種類に大別できます。@会員の年会費A販売信用業務による会員からの手数料B消費者金融業務による会員からの手数料C加盟店手数料です。
健全で安定的なカードビジネスとして、どのような姿を目指すかは、各社の経営戦略によるところですが、この4つの収入項目が均等の割合で並ぶのが理想的な形だといえます。
この4つのバランスの均衡がとれているのが銀行系です。
銀行系の特徴として加盟店手数料による収益の高さがあげられます。その割合は業界全体の収入の半分以上を占めるほどです。これは、銀行が国際ブランドと歴史的に一番古くから提携していたため、ビザやマスターのアクワイヤリング手数料が銀行系に集中しているからです。加盟店手数料は、加盟店とアクワイヤリング契約を結ぶことができればどの会社のビザカードやマスターカードが利用されても手数料が入るので、安定的な収入を見込むことができます。
この加盟店手数料は、まだまだ銀行の独占状態にあります。しかし、最近では少しずつその割合は減少傾向にあります。インターネット加盟店などの新しい分野の契約で、信販会社や流通系クレジット会社が新勢力になりつつあるからです。こうした各社間の競争が激化するにしたがって、カード会社間の手数料の引き下げ競争が現実のものになってきています。これは、加盟店としては歓迎すべきことですし、カード利用者にとっても利用できる範囲が広がることはクレジットカードの利便性を高めるうえで喜ばしいことです。
アメリカでは、スターバックスコーヒーでもクレジットカードで支払いができます。
これは、単純にその国の習慣・歴史的背景もありますが、加盟店手数料が安いという点が大きな理由のひとつです。
日本では、アメリカほど加盟店手数料が安価でないため数百円の買い物でカードが使える店はまだまだ少ないといえます。しかし、クレジットカードの利用範囲を拡大するためには日ごろの買い物等に日常的に利用できることが大切です。各カード会社の健全な競争の促進が、クレジットカード産業全体の活性化につながるといえます。
こうした競争激化の波を受けて、業界再編成の動きが活発になっています。もはやカード会社の業態を系列別に分けるのは限界にきているといえるでしょう。
その顕著な例は、2005年の日本信販とUFJカードの合併でしょう。同年10月、信販系の日本信販と銀行系UFJカードが合併し、新会社のUFJニコスが誕生しました。
今後もこうした合併吸収は増加の一途をたどることとなりそうです
(^o^)
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